オフショアジギングで狙うことができるターゲットの中にはビンチョウマグロも含まれ、トンジギと言われ人気のある釣りとなっています。
トンジギで狙うことができるビンチョウマグロは大きなもので40㎏を超えるような大型のマグロも含まれ、メタルジグを使用して狙うことができます。
トンジギで使用するメタルジグにはアシストフックが使用されることが多く、アシストフックのサイズや本数、セッティングについてよくわからない方も多くいると思います。
今回はトンジギで使用するアシストフックの選び方やおすすめを紹介していきます。
トンジギにアシストフックは必要？
ずばりトンジギで使用するメタルジグにはアシストフックは必須となります。
アシストフックは刺さりが良く、頑丈なものが使用されておりしっかりとフックが魚にかかるようになっています。
またマグロはベイトの頭を狙って捕食する特徴があり、メタルジグのリア側に装着されているフックだけではうまくフッキングすることができません。
アシストフックをメタルジグのフロントに装着することでマグロの口にフッキングすることができバラしにくくなるためアシストフックは必須となります。
マグロの特徴からメタルジグのリアフックを外すことも多く、アシストフックは必須となります。
トンジギに適したアシストフックを使うメリット
フッキング率
マグロなどはメタルジグのフロント側にバイトする特徴があり、メタルジグのリア側に装着されているフックだけではうまくフッキングすることができません。
そこでアシストフックをメタルジグのフロントに付けることでしっかりとマグロの口にフックが掛かり、バラしにくくなります。
メタルジグのリア側フックとアシストフックが掛かることで、リアのフックが外れた場合でもフロントのアシストフックが掛かっていることからバラす確率も低くなります。
根掛かり解消
マグロの特徴からメタルジグ前方にアシストフックをつけて、後方のフックを外して狙うことがあります。
メタルジグのフロント側にバイトしてくることからフロントのアシストフックのみを使用することでリアのフックが根掛かりするリスクを解消することができます。
メタルジグは後方から着底することが多く根掛かりしやすいことから根が荒いエリアではリアフックを外すことをおすすめします。
アレンジ
アシストフックにはシングル、ツインなど本数を状況に合わせて使用することができます。
また、アシストフックにティンセルなどのチューンやブレードを装着することができ、他とは違ったアピールが可能となっています。
スレた魚に効果的にアピールすることができるようなアレンジが可能となっており、トンジギだけではなくメタルジグを用いた釣りにはアシストフックをチューンして使うことができます。
トンジギに適したアシストフックを使うデメリット
絡みやすい
アシストフックはフッキング率の向上などのメリットが多くありますが、デメリットもあります。
アシストフックはアシストラインの先にフックがあるためアシストラインの長さやフックの大きさによってはジグに絡まったり、ラインに絡まりうまくフッキングができない場合があります。
適切なサイズのアシストフックを選択することで絡まることが少なくなり、効果を発揮します。
見切られる
トンジギで使用されるアシストフックはかなり大きめのフックがついた物を使用します。
大きすぎるアシストフックを使用するとジグのアクションにも影響が出ることがあり、魚に見切られてしまう場合があります。
活性の高い魚に対してはあまり影響ありませんが、渋い状況などではアシストフックのサイズによって魚の反応に影響が出る場合があります。
コスト
アシストフックはメタルジグとは別に購入しないといけない場合があり、コストがかかってしまうデメリットがあります。
物によっては高価なものがありコストがかさむ場合がありますがその分強度や刺さりが良いものがあるため購入することをおすすめします。
トンジギに適したアシストフックの選び方
サイズ
トンジギでは大きいもので40㎏を超えるサイズのマグロが掛かる場合があります。
引きが強く強度があるフックを使用する必要があるため大きめのアシストフックを使用します。
メーカーによってサイズ表記が違うため、購入する際にはマグロなどのターゲットが記載された大きめのものを選択しましょう。
小さいフックを使用するとメタルジグのアクションへの影響や見切られにくくなりますがフックを伸ばされたりすることがあるため注意が必要です。
シングル、ツイン
アシストフックにはシングルとツインがあります。
それぞれ使い分けすることができることからこだわりを持って選択しているアングラーもいます。
シングルフック
シングルフックはフッキングした際に1つのフックに力が集中することから深くフッキングすることができるメリットがあります。
ツインフックに比べて掛かりはよくありませんが、シングルフックで深くフッキングするとバレにくく、大きなフックを使用することができることから伸ばされにくいメリットがあります。
ツインフック
シングルフックに比べてフックが2つあるため魚への掛かりが良くなるメリットがあります。
2つフックが掛かることで片方が外れても耐えることができます。
2つフックがあるためジグのアクションへの影響に考慮してそれぞれのフックサイズは小さいものが使用される場合があり、掛かりが浅い場合にはフックが伸ばされる場合があります。
装着箇所
トンジギで使用するアシストフックはメタルジグのフロント側に付ける場合がほとんどです。
アシストフックには種類があり、フロント用、リア用ではアシストラインの長さが違うため購入する際には注意が必要です。
渋い状況やバイトが浅い場合にはリアのアシストフックを装着して掛かりをよくすることがあるためフロント用とリア用の2種類を持っておくと安心です。
トンジギに適したアシストフックおすすめ10選
オーナージガーミディアム ロックアシスト（9/0）
マグロやヒラマサなどの大型魚に対応したアシストフックです。
シングルフックのため貫通力が高く、口が硬い魚にもしっかりとフッキングすることができます。
大きなフックですがメタルジグのアクションに影響が出づらい設計になっており、絡みにくいことからおすすめのアシストフックになります。
ダイワソルティガ アシストフックSS（#5/0）
太めのフックが使用されており、バーブレスのフックが使用されているアシストフックになります。
バーブレスのため刺さりが良く、深くフッキングすることができます。
アシストラインも強度があるためトンジギにも対応できる強度があり、貫通力の高さからおすすめのフックとなります。
バーブレスのためテンションを緩めるとフックアウトする場合があるためファイト時には常にテンションをかけておく必要があります。
がまかつアシストフック 貫（5/0）
しなやかで強度があるアシストラインが使用されていることからフックの吸い込みがよくフッキング率が高いアシストフックです。
フックも非常に刺さりが良く深くフッキングすることができ、バラしにくいフックとなっています。
メタルジグのアクションにも影響が少なく、見切られにくいこともおすすめできるポイントです。
シャウトパワフルアシスト（7/0）
アシストラインが太く頑丈なことからトンジギなどの大型魚をターゲットとした釣りに向いているアシストフックになります。
アシストラインの長さが短めのためショートジグに向いたアシストフックとなっていますが、リアに装着することもできることから様々な使い方ができます。
フックも太軸のためパワーファイトが可能となっており安心してやり取りすることができます。
オーナーロングジグアシスト（5/0）
アシストラインが長くロングジグ用に設計されたアシストフックになります。
アシストラインは長いですが芯となるラインが入っていることからジグやラインに絡みにくくなっています。
ツインフックのため掛かりが良く、渋い状況などではフッキング率が高いことからおすすめのアシストフックになります。
オーナーショートジグアシスト（1号）
ショートジグ用に設計されたアシストフックになります。
アシストラインが短く、ショートジグを使用する場合にはバランスの良いアシストフックですが、ロングジグのリア用アシストフックとしても使用することができます。
リア用としても使用できることから持っておくことで幅広く使用することができることからおすすめのアシストフックになります。
メジャークラフトゾック パワータイプ（#3/0）
ツインフック仕様でアシストフックの長さが異なる段差フックとなっています。
長さが違うことで針掛かりが良く、魚に絡むようにフッキングすることができます。
ロッドのガイド部のコーティングと同じ方法でアシストラインとフックが接続されていることから強度が高く、水の抵抗が少ないことから大型魚狙いのジギングに適したアシストフックとなります。
オーナージガーライト シワリツイン（6/0）
マグロやカンパチなど大型の魚を対象に設計されたアシストフックとなります。
鋭いフックで高い貫通力があり、強度も十分なフックになっています。
スロージギングで使用するメタルジグとの相性が良く、フォールのバイトもしっかりと絡め取ることができます。
ロングジグでも扱うことができるアシストフックのためおすすめとなります。
がまかつシングルフックP-フレックスH（5/0）
シングルフックタイプで貫通力が高いアシストフックになります。
大型のフックですが貫通力が高いことから軽い力でしっかりとフッキングすることができます。
アシストラインに保護チューブがついており、魚の歯などで切れることを防ぐことができます。
大型魚対応となっているためトンジギでも十分に使用することができます。
ヴァンフックジゲン（6/0）
アシストラインに芯となるフロロラインが内蔵されていることから絡みにくく、高い強度があるアシストフックになります。
ファイト時にバレにくいようなフック形状をしており、フックの強度も高いことからトンジギでもおすすめのアシストフックです。
高価なフックですがバレにくさや深くフッキングできることから使用しているアングラーも多く実績の高いフックとなるためおすすめします。
まとめ
トンジギでは大型のマグロも狙うことができ、それに合わせて強度のあるアシストフックを使用する必要があります。
フックの形状や本数によって釣果に影響が出ることがあるためメタルジグの形状に合わせた数種類のアシストフックを持っておくことをおすすめします。
今回紹介したアシストフックを使用してトンジギでマグロを狙ってみてください。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう！
