フローターでのバス釣りは、沖目に出れたり、陸っぱりでは入れないような場所に入れたりする所がフローターの魅力です。
『フローターで釣りをするにあたってどのようなロッドが向いているのだろう？』
『陸っぱりで使っているロッドは使えないのかな』
そのようなことを考えたことはありませんか？
基本的ショートロッドの方が断然扱いやすいです。
この記事ではフローターに適したロッドの長さや硬さなどと選び方をご紹介します。
フローターにおすすめロッド12選もあわせてご紹介しますので参考になれば幸いです。
フローターでロッドにこだわるメリット
キャストが決まる
フローターでは遠投性を意識する必要がなく、どちらかと言うとキャスティング精度の方が重要性が高いので、ショートロッドの方がコントロールしやすいです。
良い間合いまでフローターで寄っていき狙いのスポットに一撃で入れることが釣果を大きく左右します。
テンポよくピンポイントにキャストしやすいロッドを選ぶことが大きなアドバンテージになります。
ファイト
フローターの場合足元が不安定なためアワセが効きにくいことがあったり、ファイト中魚に引っ張られることがあります。
ショートロッドは、アタリからアワセまで素早く行うことが出来き、魚の動きにも瞬時に対応することが出来ます。
長いロッドなら、ランディングネットまで魚を寄せにくくなってしまい、短いロッドなら寄せやすく、手元までのやり取りもスムーズに行えます。
ロッドアクション
フローターの釣りでは、胸の高さに水面があるので、トゥイッチやジャーキングなどのアクションはやりづらいです。
ショートロッドなら比較的アクション付けやすく細かい操作も可能な上、テンポも良くなりますのでキャストの回数も増えてバイトチャンスが広がります。
イメージ通りにルアーを操れるのでストレスなく釣りする事ができます。
移動性
フローターでカバーの奥やあまり人が入らない細かい水路など、藪漕ぎさながら入り込む時もショートロッドの方が邪魔にならなくて移動しやすいです。
複数のロッドを持ち込むなら尚更のことでロングロッドならキャスティングの際に引っかかってしまう事がたびたびあります。
最悪の場合、穂先が草木に引っかかって折れてしまうこともあります。
フローターに最適なロッドの選び方
ロッドのパワー
釣りの好みにより使い分けることになりますが、ビックベイトやカバー撃ちなどヘビーな釣りを好む人は短くてパワーのあるロッドを選ぶと良いです。
小型のプラグやノーシンカーワームなどの釣りを好むなら6ft前後のM〜Lクラスのロッドを選ぶと良いです。
短くてもパワーのあるヘビーロッドもたくさんありますので、イメージしている釣り方に合わせて選びましょう。
ロッドのテーパー
陸っぱりでの釣りと違いフローターの釣りでは踏ん張りがきかないため、大きめのアワセをするのがフッキングのコツです。
テキサスリグやラバージグなど掛ける釣りをイメージしているのであれば、ショートロッドのファーストテパーでヘビーなロッドをおすすめします。
ライトリグをメインで使うつもりであればミディアムライト前後のレギュラーテパーがよいでしょう。
ロッドの長さ
フローターでの釣りにおいてロッドの長さは快適に釣りを出来るかに直結すると言えるほど重要なポイントです。
ショートロッドの方が断然使い勝手が良く、5.6ft〜長くても6.3ftくらいまでが使いやすいでしょう。
グリップの長さもワン＆ハーフ前後の方が使いやすく、ガングリップもキャストしやすい上にカッコ良いと思います。
フローターに最適なロッドおすすめ12選
メジャークラフト弁慶 （BIC-52FT）
フローターゲームでの使用を前提の設計されたロッドでトップウォーターや、スピナーベイト、クランクベイトなどのファーストムービングルアーまで考慮されたミディアムライトロッド。
5フィート2インチのショートロッドでサイドスローやスキッピングでも振り抜きやすい長さで、フローターでのカバー攻略では重宝されるロッドです。
メジャークラフト弁慶 （BIS-52FT）
BIC-52FTのスピニングタイプでブランクスがライトアクションになっています。
主にフローターゲームでの比較的に軽めのワームでの釣りがメインのロッドでノーシンカーやダウンショットリグ、ネコリグなんかをフリッピングでピンポイントに撃ち込むのに適したロッドです。
夏場なら虫系のワームでの釣りなんかにおすすめの1本です。
メガバスデストロイヤーF2ｰ60X （クリフハンガー）
6フィートのベイトフィネスロッドでとにかく軽くて感度が良いロッド。
若干硬めでライトリグや、スモラバを手返し良くカバーなどに入れていきやすいため、釣りのテンポが上がります。
ラインと相談する必要はありますが、バットにパワーがあるためブッシュの奥から強引に引きずり出すことも可能。
メガバスならではのカッコ良さとグリップの握りやすさが最高。
メガバスヴァルキリー VKC-61XH
6フィート1インチのヘビーロッド。
ルアーキャパが150gもありPEラインもMAX5号まで使えるのでビックベイトもカバー撃ちもマット側のパンチングもヘビーな釣りならお任せの一本。
ブッシュの奥でフッキングしても無理矢理引っ張り出せるパワーがあります。
硬さだけではなく、粘りでフッキングさせて寄せてくる、ブラックバスよりもっと大きな海外の怪魚相手でも勝負できるロッドです。
シマノワールドシャウラ 15102R-3
ワールドシャウラ15102R-3は3ピースのバーサタイルロッドでショートロッド特有のピンスポットへのキャスティングも容易に対応するロッドです。
フローターだけではなくボートでのジギングも得意でMAX160gのジグまで対応するロッド。
キャストが凄く決まるので釣行がさらに楽しみになるロッドです。
シマノスコーピオンXV 2550FF-2
このロッドは軽量ルアーが得意で2〜8gのスプーンやライトリグ全般が使いやすい設計になっています。
フローターでの小型ミノーやワーミング、ノーシンカー、ネコリグなど軽量系では幅広く使えるロッドです。
価格も比較的リーズナブルでコスパの良いロッドなので、ハードな釣りの後のフォローを入れる竿に最適です。
シマノワールドシャウラ 1581F-3
小規模な野池をフローターで巡るならこの1本だけあれば良いほどのオールラウンダー。
7g前後ほどのテキサスリグ、10g程度の巻き物も感度よく使えて、キャストも決まる。
ノーシンカーのスキッピングなども使いやすく取り回しが良いロッドです。
夏場はトップウォータープラグなども手返しよく使えます。
3本継数で持ち運びも楽です。
ダイワブラックレーベルSG 551L+RB
小型のジャークベイトやトップウォーターに向いているロッドです。
シングルハンドグリップなので、スナップだけでジャーキングやトゥイッチなどのアクションが出来るのでフローターなどの不安定な状況でも使いやすいです。
フローターでシャロー際を小型ルアーで流していくには最適なロッドです。
手首を回しやすいシングルハンドルでバックハンドキャストも快適に決まります。
シマノゾディアスⅭ58ⅯL-4
ゾディアスパックシリーズの4ピースのタイプで持ち運びやすいコンパクトさが特徴的です。
小型ルアーからワーミングまでバランス良く扱えるロッドで、初心者の方でも安心してフローターで使いこなせるロッド。
フローター用の万能ロッドが欲しいならおすすめです。
中が空洞になっているカーボンモノコックグリップは手にアタリがとてもよく伝わります。
スミス ビーエリアファン BAF-CG47UL
トップウォータープラグの操作性の良さを考えて作られたガングリップがカッコ良くて特徴的なロッドです。
夏場の小型プラグをフローターで廻るのなら手返し良くこのロッドだけでラン&ガンで決めてキャストしまくるのも面白い。
このロッドでルアーを引いているだけで上手になった気にさせる雰囲気のあるロッドです。
シマノトラウトワン NSS53UL
バス用のロッドではありませんが、フローターで小型のミノーのジャーキングやワームの釣りをするに使いやすいロッドです。
扱いやすいショートグリップでフローターの釣りに丁度良い取り回しやすさが魅力的。
思いがけない大物でも対応できるパワーも持ち合わせています。
コスパもとてもよく2万円以下で購入できるのは嬉しいです。
テイルウォークフルレンジ C611MH
ややヘビー寄りのバーサタイルロッドです。
スイムジグや重めのプラグ、スピナーベイトやチャターベイトなど扱いやすく、がっちりフッキング出来るバットパワーがあります。
巻き物だけではなくラバージグやテキサスリグなどの撃ち込みにも対応。
バットパワー、ピンポイントに狙い撃つキャスト力で強気な釣りができます。
まとめ
色々とフローター用のロッドのついて説明してきました。
身の回りが狭い中で釣りをするので比較的短いロッドで選ぶとよいと思います。
その中でもグリップがシングルハンドのロッドだとキャスティング精度がかなり上がりますのでおすすめです。
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