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サーフシーバス用リールおすすめ12選!番手やギア比の選び方も!

ソルトルアーで最も身近にいる大型魚、そして最も人気のあるターゲットのシーバス。

ゲーム性の高さもさることながら、水面から激しく口を開けルアーを外そうとするエラ洗いや、パワフルなファイトはアングラーを虜にします。

川や港、サーフや磯と様々なポイントにいますが、広大なサーフでのシーバスフィッシングは出会うまでの過程、波打ち際の最後の最後までパワフルなファイトが楽しめます。

ルアーやロッド、ラインとシーバスに特化した道具も年々進化していますが、中でもサーフシーバスにおいてリールの存在は特に重要です。

そこで今回は、サーフシーバスにはどんなリールが向いているのか、選び方を踏まえておすすめのリールをご紹介させていただきます。

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サーフシーバスに適したリールの特徴

シーバスを狙う上で、非常に重要なのが感度です。

感度はロッドに注目されがちですが、使うリールによって、いくら高感度なロッドでも感度が鈍くなったりと非常に左右されます。

感度が上がると何が変わるかと言うと、ルアーの存在が明確に手元に伝わってきます。

シーバスは流れのある、水の動きがある場所、もっと細かく言うとその流れの緩む所に潜んでいます。

サーフは一見どこでも同じように見えますが、離岸流といって沖から海岸に当たりUの字のように沖へ払い出す流れが必ず有ります。

居着いているというよりも、流れに乗って回遊し餌を捕食します。

なので流れを感じる事がキーポイントとなり、リールを巻きルアーが水を受ける抵抗で流れを感じられます。

感度をしっかりと感じられるリール、これこそが求められる特徴です。

サーフシーバスでリールにこだわるメリット

情報量が変わる

前途でも書きましたが、リールによって情報量が変わってきます。

パワーのあるリールの方が力強く負けるので一見良さそうですが、パワーが強すぎるあまり、ルアーの抵抗を感じにくくなる場合が有ります。

パワーの弱いリールならば逆に、抵抗は感じやすくなりますが、肝心のファイトに支障が出てきます。

その為、パワーがありつつ感度の良いリールが求められます。

サーフはずっと砂浜が続くわけではなく、沖に岩があったり、流木が沈んでいたりとポイントによって様々です。

リールは手元に一番近いギアなので、リールから伝わる情報量は釣果を上げるために非常に重要になります。

掛けた魚に負けないパワー

サーフでシーバスを狙う際、必ず起きるのは違う魚が掛かることです。

サーフには夢があり、シーバスの他、マダイ、ブリと言った大型魚からヒラメ、コチ、クロダイと様々なさかながヒットします。

シーバスだけを視野に入れての釣行では、不意の大物にパワー負けしてしまうこともありますので、十分にパワーのあるリールが必要です。

またシーバスも、80センチ90センチ、夢のメーターシーバスまで狙える夢のあるフィールドがサーフです。

折角掛かったのにキャッチ出来なかったのでは、非常に勿体無いので、掛けた魚はキャッチできるようなタックルセッティングを心がけましょう。

身体の負担が減る

広大なサーフからシーバスを狙う際、一ヶ所で粘って釣りをすることは少なく、歩きながら流れや地形を探りキャストを繰り返す釣りになります。

その為、川や港など狙うポイントが絞られていない分、一投でも多くキャストする事がシーバスキャッチの近道ともなります。

キャストを繰り返すのは、釣れないんじゃないかとメンタル面でも疲れますが、なによりロッドを振る力、リールを巻く手も疲労してきます。

パワーの無いリール使っていると、巻き重りで疲れてしまいますし、重いリールを使っていると持っているのも疲れてきます。

近年では進化が進み非常に軽量のリールが増えましたが、その中でもより軽量でパワーのあるリールを使うことで、キャストもリーリングにおいても、体にかかる負担が減り、釣りに集中出来るようになります。

サーフシーバスに適したリールの選び方

番手

シーバス釣りでメインとなるのは、3000番のリール番手になります。

これは、ラインキャパも丁度良いことと、パワーも十分で軽量である為、非常に多くの方が使用しています。

しかし、サーフではロッドも9フィート後半から10フィートと長くなり、3000番のリールだとロッドとのバランスが悪くなります。

十分なラインキャパ、不意の大物にも負けないパワー、ロッドとのバランスを考えると4000番のリール番手がおすすめです。

手元に重心がくることで、ロッドもより軽く感じますし、何より無駄な力が入らず、軽い力でロッドを握れるようになり感度面も向上します。

ギア比

好みが2択と大きく分かれるのがこのギア比です。

サーフでは、無風の状況下は年間通してほぼ無く、風が吹いているのが当たり前のポイントとなります。

特に、サーフシーバスは少し荒れ気味の方がベイトも寄り、活性も上がり釣れやすくなる為、向かい風や横風と言った悪条件の中での釣りが多くなります。

キャストするとバラバラバラーっと糸が風に流されることも、また波にもまれルアーが上手く動かないなど、ギア比が低いリールだと釣りに集中できなくなります。

その為、なるべく早く糸を巻き取れるハイギアかエクストラハイギアの2択となります。

ハイギアが一番どんな状況下でも使いやすくお勧めですが、重めのシンキングペンシルなどを扱う場合にはエクストラハイギアの方が、底をすらず安定してリトリーブ出来ます。

しかし、ハイギア寄りもエクストラハイギアの方が、巻きが重くなる為、好みが分かれます。

糸巻量(ラインキャパ)

サーフでは基本ロングキャストがメインとなります。

その為、より多くのラインを巻ける方が有利と思われるかもしれませんが、逆でなるべく浅溝のスプールがついたリールを選びましょう。

ミノーやシンキングペンシルが主体となり釣りをする事が多く、場合によってはメタルジグを使いますが、100メートル飛べば飛びすぎなほど、以外と近くでヒットする事が多いです。

イメージとしては、ミノーをフルキャスト70メートル飛ばして巻いてくると言ったイメージです。

その為、ラインは1号、または1.5号が150メートル程巻けるラインキャパが相応しいです。

メインとなるPEラインは細く、1号から太くても1.5号まで、細い方だと0.8号を使う方もいらっしゃいますが、メインは1号か1.2号となります。

ラインキャパが多いリールは、その分下糸を多く巻かないと行けなくなり、下糸を少なくして巻く場合だと飛距離が出なくなります。

リール番手は大きいが、スプールはPEを使う事を前提にした浅溝のタイプを選びましょう。

リトリーブ中心の方

ミノーやシンキングペンシルを使い、一定のリズムでリトリーブする釣りがメインの場合、巻き始めが重いリールを選ぶ事で、安定したリトリーブが出来るようになります。

慣性の法則が働き、巻初めは重いが一旦巻き始めると軽い力で一定に巻けるようになります。

パワー重視のリールに多く、感度面では劣りますが、一定のリトリーブができる事でバイトチャンスをオートマティックに作り出す事ができます。

アクションを加える方

ミノーのジャーキング、シンキングペンシルのストップ&ゴー、リフト&フォールやメタルジグのワンピッチジャークなど、ルアーにアクションを加えて釣りをする方には、巻き初めが軽いリールがお勧めです。

巻き始めの軽いリールを使う事でアクションを加えた後の動作がスムーズに行えますし、感度も高くなります。

しかし、一定のリトリーブをする際には、リズムを身体でしっかりと意識してリーリングする必要があります。

サーフシーバス用リールおすすめ12選

シマノ19 ストラディック 4000MHG

シマノを代表するコスパ抜群のスピニングリールのストラディック。

永遠に変わらない巻きごこちを唄うハガネギアなど、エントリーモデル、ミドルスペックながら最新技術を搭載したリールとなります。

シマノらしいカッチリとしたリールで、パワーも使い心地も抜群です。

リトリーブを中心に釣りをされる方におすすめの一台です。

ダイワ21 フリームスLT4000-CXH

ダイワから出ているエントリーモデル〜ミドルクラスのスピニングリール フリームスです。

LTコンセプトの、軽くて丈夫(ライト・タフ)により劇的に軽くなり、ダイワらしいヌルッとした巻きごこちのリールとなります。

マグシールドなど、ダイワ独自の技術が詰まったリールですが、価格は一万円台と非常にコスパに優れています。

エントリーモデルとして特におすすめです。

シマノ20 エクスセンスbb 4000MHG

シマノから出ているシーバスに特化したシリーズ、エクスセンスのエントリーモデルがエクスセンスbbです。

自重はハイエンドモデルと比べると重いですが、エクスセンスの名に恥じない、感度に優れたリールとなっています。

PEを使用すること前提のスプールですので、浅溝にらなっており、ギア比も高いのが特徴です。

黒とシルバーのシンプルな外観もカッコよくて、ロッドとの相性も抜群です。

ダイワ21 カルディア LT4000-CXH 

ダイワから出ているミドルクラスを代表するリールのカルディアは、ハイエンドにも引を取らないほどの使用感のリールです。

カルディアの魅力はなんと言っても軽量であること、軽さは感度と直結するほどシーバス釣りにおいて大きなメリットとなります。

巻き出しも軽く、アクションを積極的に加えるアングラーにもお勧めです。

価格も一万円台後半と非常に手に取りやすい価格となっています。

シマノ20 ヴァンウォード 4000XG

シマノのミドルクラスの人気リール、ヴァンフォードです。

ストラディックci4+の後継機として誕生したリールで、巻き出しの軽さ、ギアの強さ、本体の自重の軽さなど全て引き継がれたリールとなっています。

ハイエンドのリールにも負けない軽さと使用感を2万円台で体感できます。

ハイエンドのリールを買うより、こちらのリールを番手を変えて2台購入した方がいい、という方までいるほど素晴らしいリールです。

ダイワ19 セルテートLT4000-CXH

ダイワのスピニングリールの中でも、非常に人気の高いリールがセルテートです。

セルテートの魅力はなんと言っても剛性です。

力強い巻きを軽い力で出来るリールとなっています。

ダイワらしいヌルッとした軽い巻き心地なのにパワーがあり、サーフで外道として掛かる大型の魚にもパワー負けすることもありません。

感度よりもパワー重視の方におすすめのリールとなります。

シマノ20 ツインパワー 4000XG

シマノのスピニングリールの中で、30年以上パワー系リールの柱として今尚、進化し続けるリールがツインパワーです。

2020年にフルモデルチェンジし、今までには無い軽さを強さを兼ね備えたリールとなって生まれ変わりました。

過酷な状況で本領を発揮する力強く、頼りになるリールです。

モデルチェンジ前までは、パワー面を重視し巻きが重かったですが、現行モデルは巻きも軽く、ボディも軽くなりつつも、パワーアップしているという素晴らしいリールに仕上がっています。

シマノ21 エクスセンス 4000MXG

シマノがシーバスに特化して作り上げたブランド、エクスセンスのスピニングリールになります。

シーバスフィッシングに必要な感度に特にこだわったブランドとなっており、ルアーの動きなど手元にダイレクトに伝わってきます。

巻きも非常に滑らかで軽く、巻き出しも軽いのでシーバスを狙う全ての動作が高次元で行えるリールとなっています。

またエクスセンスは、黒をメインカラーとしており、こちらのリールも男心をくすぐるマットブラックのかっこいい外観をしているのも魅力です。

シマノ19 ヴァンキッシュ 4000MHG

シマノのハイエンドリールの一つのヴァンキッシュは、軽さに特化したリールとなっております。

シマノのリールの中で最軽量なのがヴァンキッシュです。

非常に軽いのですが、パワーも有るのがこちらのリールの特徴です。

ツインパワーにも引を取らない力強さがあります。

スプールなど最上位機種と同じ機構が使われ、性能も機能もさすがヴァンキッシュと言った素晴らしいリールに仕上がっています。

ダイワ23 ルビアス エアリティLT4000-XH

2023年に新しく生まれ変わり、限りなくハイエンドクラスに近づいた人気リールがルビアスです。

フィッシングショーなどでも非常に人気で、手にされた方も多いのでは無いでしょうか。

なんと言ってもとても軽量で、巻き心地がとても素晴らしいです。

ダイワの最新技術を惜しみなく搭載したリールになっており、ハイエンドリールに限りなく近い使用感をミドルクラスの価格帯で実感出来ます。

元々ルビアスは人気なシリーズでしたが、更なる進化で注目を集めています。

ダイワ22 イグジスト LT4000-XH

ダイワのスピニングリールを代表するフラッグシップのイグジストは、リールの性能にとどまらず所有感まで満たしてくれる最高のリールです。

さすがフラッグシップと言える、軽さ、バランス、巻き心地、ドラグ、パワー、剛性感全てにおいて、流石の一言につきます。

ダイワの最新技術や機構を全て集約したリールは、アングラーの求める要素を全て叶えてくれるリールとなっています。

以前のイグジストは、黒とシルバーでデザインされた外観でしたが、現行のイグジストはシルバーを基調としたシンプルで洗練された高級感のあるデザインも魅力のリールとなっています。

シマノ22 ステラ 4000MHG

スピニングリールの最高峰、シマノスピニングリールの最高峰がステラです。

シマノらしいガチっとした剛性感の高いリールで、持っただけで違いが分かるほど、いい意味で遊びがない精密に作られた事を実感する作りとなっています。

ドラグ性能も非常に滑らかで、巻き心地は最高の一言。

雑味のないシルキーな巻き心地を体感できます。

価格こそ流石ハイエンドの高価となりますが、それ以上の使用感は、今まで体感できなかった感度すらも感じ取れます。

ステラという釣り道具の中でも憧れ的存在、手にしていただくと所有感も満たし、見ているだけで、家で巻いているだけでも楽しくなる嗜好性の高いリールとなっています。

まとめ

夢のあるフィールドのサーフは、その広大さからアングラーの少ない穴場的なポイントでも有ります。

近年のシーバスは、リバーシーバスや港湾部、橋の明暗などが特に人気で、朝、夕マズメの時間を抜かすとほぼ貸切状態で釣りを楽しむ事が出来ます。

広大さ故にどこで釣れるのか、むしろ釣れる気がしない方も多いのでは無いでしょうか。

しかし、必ずサーフでも実績の高いポイントは存在します。

流れが当たりやすい場所、ベイトがやりやすい場所、磯と隣接している、沖に根がある、テトラが沈んでいる、などなど様々な要因が絡むポイントでは、思いがけない連発劇もあります。

また、サーフで釣れるシーバスは食べる時も非常に美味しいので、リリースだけで無く是非食べてみてください。

思いがけない発見がサーフをやり込むと見えてきますので、引き出しを増やし、シーバスをより楽しむ為にはサーフは修行の最高のフィールドです。

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