MENU

ハイエンドのチニングロッドおすすめ10選!高級な上級者モデルを厳選!

ハイエンドとは、上級者向けに趣向を凝らした商品やメーカーの最上級のモデルを指す言葉となっており、チニングにもハイエンドモデルが存在します。

ハイエンドチニングロッドは、各メーカーの顔としての特性を持っており、メーカーが考える釣りの方向性に合わせた高級な材料や機能でチヌだけでなくアングラーをも魅了します。

今回はチニング業界をリードするハイエンドのなロッドを紹介しますので、どういう釣りがしたいかが決まっているチニンガーさんはメモのご用意をしてください。

タップできる目次

ハイエンドなチニングロッドの特徴

ハイエンドなチニングロッドの特徴は、「感度に優れていること」「バットパワーに優れていること」の二点が挙げられます。

基本的にチニングロッドはこの二点に優れているのですが、チタンフレームやトルザイトリングなどの高級素材を使用したガイドを取り付けたり、最新技術で配合したカーボン素材を使用して感度を上げています。

また、ロッド根元部分にあたるバットに力が溜まるように設計されているのでチヌが浮きやすく、ファイトがしやすいようになっています。

ハイエンドチニングロッドは、張りと粘りという相反する要素が見事に調和しており、チヌを釣るために高級素材をブレンドした技術力の粋を集めたモデルとなっています。

ハイエンドのチニングロッドを使うメリット

軽量性

ハイエンドなチニングロッドは軽量素材で構成されているものがほとんどなので、ハイエンド以下のチニングロッドに比べると軽量に作られています。

各メーカーは技術革新を経て軽量素材を作り出したり、東レ社などのカーボン研究に精通したところの軽量な素材を使います。

チニンガーにとって軽量であることは疲労しにくいので非常にありがたいことです。

超高感度

ハイエンドチニングロッドはロッドを構成する高級素材と一つ一つのパーツが感度の高いものになっているため、感度が非常に高いものになっています。

例えば各メーカ-独特の配合のカーボン樹脂やチタンフレームなどが挙げられ、今まで感じることのできなかった細かいアタリやリグ周辺の地形が鮮明に分かるようになります。

バットパワー

チヌのパワーに初手から負けることがない強靭でパワフルなロッドとなっています。

チヌの横走りやボトムに向かって突っ込むトルクフルな引きをバットポイントでしっかりと受け止めてくれるので、必要以上に暴れないようになっています。

気づいたらチヌが岸まで来ている感覚になるほど取り回しがスムーズになります。

ティップ

チヌの引きに対して追従するように入り込むティップは繊細でしなやかなものとなっています。

追従することによりチヌが必要以上に暴れることがなくなるので、チヌが自然とこちら側を向くようになります。

しなやかなティップは感度も良いので、細かい前アタリから積極的に掛けていくことができファイトの主導権を掴むことが可能です。

所有感

ハイエンドチニングロッドは各メーカーのフラッグシップ機となり、メーカーの顔役でもあります。

高級な素材やパーツから構成される高額商品を所有することは、アングラーにとって満足感が高くなりますし、モチベーションのUPに繋がります。

メーカーのフラッグシップ機を所有していることは釣りの腕に関係なく誇りを持つべきことなので、前面に出していきましょう。

ハイエンドのチニングロッドを使うデメリット

自分の釣り

ハイエンドロッドはこういう釣りがしたいというメーカーの意向を基に作られています。

その意向に沿うチニンガーでないと満足感を得ることができません。

素晴らしい素材や機材で作られていても、ボトム志向のアングラーがスイミング傾向にあるロッドを買っても違和感が残ります。

まずは自分がどういう釣りを展開したいのか知ることから始めましょう。

高額

ハイエンドロッドは高嶺の花でもありますので、気軽で安価な買い物ではありません。

車や洋服と違ってロッドは購入の際に試釣することができないので、お買い物の際にリスクが伴います。

高額商品を買うだけの知識と自分の釣りの感覚を理解した上で高額な価格を購入するようにし、失敗しないようにしましょう。

配慮

ロッドに対して配慮し過ぎてしまい思い切って振ることができないアングラーにとっては、デメリットになりえるかもしれません。

憧れのハイエンド機を手に入れたけど、折れたらどうしよう、傷を付けたくない、などの過度な配慮をしてしまうアングラーは一定数いらっしゃるので、その方々はミドルエンド機のほうが思いっきり釣りを楽しむことができるかもしれません。

ハイエンドなチニングロッドの選び方

自分の釣り

ハイエンドチニングロッドには各メーカーが考えているチニングに合わせて作られています。

例えば、シマノ社から発売されているブレニアスシリーズ最高峰のブレニアスエクスチューンは、プラッキングモデルであるS72ML、バーサタイルモデルとしてS78ML、パワーモデルのS76MとB76MLの4機種発売されています。

プラッキング主体でゲームを構成したいアングラーがパワーモデルを使うと違和感を感じてしまい、他のモデルにすればよかったと後悔する可能性があります。

高額商品なだけに間違えたからもう1本とはいかない買い物なので、まずは自分の釣りのスタイルを確認すること、次にそのスタイルに合せたロッドを選択していくと後悔のない買い物ができるはずです。

超軽量モデル

どの釣り方をしてもチニングの場合は、軽量なロッドは使いやすく作られており、当然通常展開されているロッドよりも軽量な素材が使われています。

特に各メーカー独自の配合で作られているカーボン樹脂やカーボン加工に精通した東レ社のカーボンは軽量かつ強靭、そしてしなやかで弾力性も兼ね揃えているので、使い心地は抜群です。

軽量性に優れていることは、ストイックに一晩中振っていても疲れを感じさせないことに繋がるので重視したいポイントとなります。

目安としては、100g以下のモデルは軽量モデルとなり、超軽量モデルとして80g代、70g代のロッドも登場しているので参考にしてみてください。

バットパワー

チヌの引きは非常にパワフルであり、トルクフルに叩く潜る動きや青物と同じ感覚で横に走る動きが特徴となっています。

フッキング後の初動から動きを抑えるようにするには、ロッドを立てた時にロッドの根本部分にあたるバットに力が集約されるようになっている強靭なブランクスが必要です。

バットパワーが強いモデルは、バットの形状がストレートなものになっていることが多いので注目してみてください。

比較的ベイトロッドはこの傾向が強いのですが、スピニングモデルでもバットパワーを強調しているパワーファイト専用機もありますので、バット部分に注目してください。

高感度ティップ

チニングに適したティップは、細かいアタリを積極的に掛けられるようにソリッドティップで組まれていることが多いのですが、ソリッドティップの素材に注目してください。

通常のロッドのソリッドティップは、グラス素材やカーボン素材で作られていますが、ハイエンドモデルは高感度カーボン素材かチタン素材で組まれています。

特にこのチタン製ティップは反響感度が高い高級素材であり、アングラーの手元に残す情報が多く、細かいアタリだけでなく潮流や周りの地形なども丸わかりとなります。

ガイド

チタンフレーム

通常のチニングロッドはステンレスフレームでガイドが構成されており、ハイエンドモデルの多くはチタンフレームで構成されています。

違いとしては軽量性に優れていること、高感度素材であること、錆びにくいことが挙げられるので、ワンランク上の素材であると認識してください。

感度が優れた反響素材でもあるので、ラインから伝わる情報を損なうことなくアングラーの手元に伝達してくれます。

注意としては、硬質素材であるが故に手で曲げると折れてしまう場合があります。

何かの拍子にぶつけてしまい、ちょっと曲がってしまったので手でグっと直してみたら折れてしまったという話はよく聞きますので、無理に曲げるなどの行為はやらないでください。

トルザイトリング

ガイドの内側素材の話となりますが、そんな細かい部分まで拘って作っているのがハイエンドモデルとなります。

通常のロッドに取り付けてあるガイドのリングはsicリングとなり、高級素材であるトルザライトリングとの違いは軽量であること、糸抜けが良くラインに優しいこと、強度が高いことが挙げられます。

軽量と言っても1g変わるか変わらないかの違いではありますが、ハイエンドモデルはここまで細かく拘りを持って作っているのです。

ハイエンドのチニングロッドおすすめ10選

シマノブレニアス エクスチューン(S76M)

フッキングに優れたパワー系のロッドとなっており、今までハイエンド機だったブレニアスとは使われている機能や技術力が段違いとなっています。

ソリッドティップがオートフッキングでチヌを掛けるところまでやってくれるので、アングラーの仕事は最後の仕上げとして硬い口に付いた針を貫通させるだけです。

ダイワシルバ-ウルフ AIR(83MB-S)

ダイワー所属のプロアングラーのもりぞーさんが考えるチニングを形にしたロッドで、操作性に優れたボトムスイミングに強いロッドとなっています。

トップウォーターのように横の釣りをボトムでやる釣りを新たに確立させた淀川スタイルを体現できるように、ルアーを泳がせることができるので空間感知能力、それに合わせた操作性を兼ね揃えています。

ヤマガブランクスブルーカレント77TZ/NANO(Stream Special)

釣れなくてもずっと振り続けたくなる程ティップの伸縮性が気持ちがよく、振り抜き感がたまらないロッドに仕上がっています。

柔らかいティップから想像できない程のバットパワーをもっているライトゲームロッドなので暴君であるチヌが暴れることなく岸に寄せることができます。

独特な粘り強さは一度使うとヤマガフリークスになることでしょう。

オリムピックグラファイトリーダー 22シルベラードプロトタイプ(22GSILPS-832M)

2022年に登場した高感度、高強度、高弾性の特性を併せ持つ素材をふんだんに使ったロッドとなっているので、遠投系ハードチニンガーは必見です。

キャスト時にしなやかさの中に強さを感じることができるのでまず驚き、いつも以上に飛距離が出ていることにまた驚くことでしょう。

そしてルアーを動かした時の操作感の良さに感動するので、驚き過ぎている自分に驚いてください。

スミスダンシングブリーム(DB-SH72)

大型のチヌをトップで釣るコンセプトで作られており、トップウォーター特有の動きを手首のスナップとロッドの反発だけで再現できるので、チヌよりも先にアングラーが魅了されます。

メジャー代わりにロッドについているマークで40cmと50cmが分かる仕様となっているので、年なしを獲る意思をスミス社から感じます。

エバーグリーンソルティセンセーション スペリオール スーパーDアタッカー(SPRS-76MH)

大人気だった往年の名竿「ソルティセンセーション」が新素材を実装しパワーアップして堂々の復活です。

10年前にはなかった加工技術や新素材をふんだんに使うことで、圧倒的な軽量感や超高感度なロッドに生まれ変わっています。

羽のような超軽量ロッドを使ったらもう二度と違うロッドを手にすることができなくなるかもしれません。

TICTスラム(UTR-75Tcaro-TOR)

根強い人気を誇るライトゲームロッドとなっていますが、チニングで使うのに丁度良いモデルとなっています。

微妙な潮の流れや水圧を明確に感じることができる程の感度の良さは、別のロッドであれば気付かないチヌのショートバイトを大きな衝撃として捉えることが可能です。

地形変化にも敏感に対応できるので、根がかり回数が激減することができます。

ゼスタブラックスターエクストラチューンド (S84MH-T)

ロッドの隅々に感度が良い素材が組み込まれており、手元に集約される情報量が多いので、アングラーに知識と経験を求めてくるロッドです。

ロングモデルなのでロッドを立てるだけで、トルクに強いチヌの引きでも難なく寄せられるのが特徴となっており、上がって来る時にワンサイズ下を想像する程です。

フィッシュマンBeams LOWER(8.6L)

赤塚ケンイチさん率いるコアで少々マニアックなメーカーが誇る、バッククラッシュしないベイトロッドとなっています。

キャスト時の不思議な感覚が癖になり、いつまでも投げ続けたくなる衝動に駆られるのでご注意ください。

しなやかですが粘りのあるロッドとなっており、チヌを掛けた時にロッドの曲がり方が気持ちいいのを通り越してハラハラするぐらい曲がります。

インクスレーベルガリンペイロ(FXB-GP711ML+)

ライトゲームの第一人者である加来匠さんとフィッシュマンの赤塚ケンイチさんがタッグを組んで作り出したベイトロッドです。

感度の良さ、しなやかさ、強靭さどれを取っても一級品で、自らスタッフから集めて作ったロッドなだけのことはあります。

場所や対象魚を選ばないロッドとなっているので、ボートチニングの際でも使うことができる代物です。

まとめ

ハイエンドチニングロッドは憧れの高嶺の花であり、各メーカーの顔役でもあります。

各メーカーのチニングへの拘りを形にした物なので、自分の釣りのスタイルと合致したならば思いっ切って手に取ってみてください。

より楽しいチニングの始まりです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次