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チニング用ジグヘッドおすすめ16選!重さや強度の選び方を徹底解説!

アングラーの憧れの魚種の一つである「チヌ」を手軽に釣ることができるアイテムはジグヘッドです。

港湾部や運河など身近な場所に生息しているチヌはボトムを狙うと釣りがしやすく、ボトムチニングと呼ばれています。

ボトムチニングに特化した形状のジグヘッドを使ってチニングを始めてみませんか?

今回は、手軽に始められるけど最低限知っておきたいチニング用のジグヘッドの形状や重さ、強度を解説します。

タップできる目次

チニングに最適なジグヘッドの特徴

港湾部や堤防、ゴロタなどのストラクチャーがある釣り場にチヌは生息しています。

チニングと根がかりは切っても切り離せない関係となっています。

チニング用のジグヘッドは、その環境に適した形に改良されており、スナッグレス性能が高いものとなっています。

例を挙げると、ヘッドの重心を前方向にもっていくことで接地面を少なくし根がかりを回避する形状のものや、接地面とヘッドが平行になることでズル引きしやすくし根がかりを減らす形状のものがあります。

またチヌは海底に頭を突っ込んで甲殻類を好んで捕食します。

チニング用ジグヘッドは、針の向きが海底と逆方向に付いているのでチヌの捕食シーンに適した形をしています。

チニングに最適なジグヘッドを使うメリット

スナッグレス性能が良い

チニングをする際に代表的なアクションは「ズル引き」です。

ズル引きはボトムを感じながらゆっくり引いて来る釣り方で甲殻類が海底を移動している演出です。

しかし、根がかりが多発する釣り方でもあるので注意が必要です。

チニング用ジグヘッドは根がかりを回避しやすいように設計されているので安心してズルズル引くことができます。

捕食シーンに適合している

甲殻類パターンの場合、チヌは海底に頭をこすりつけて捕食します。

チヌが蟹などに喰いついた時は、まずは鋭い前歯で齧りつき(前アタリ)、その後奥歯ですりつぶして(本アタリ)捕食します。

チニング用のジグヘッドは、チヌの上あごにフッキングするように針の向きが海底とは逆向きになっているので、前アタリから積極的に掛けていけるのです。

また、逆向きにハリが付いてることにより根がかり回避効果もあります。

偏食パターンに適合できる

チヌは甲殻類ばかりを捕食しているわけではなく、雑食性でグルメな魚です。

甲殻類パターン以外の捕食パターンは、シラスや稚鮎、ボラの幼魚の小魚パターンやバチなどの虫パターンが代表的です。

餌釣りでは、コーンやオキアミでも釣ることができるので様々な捕食パターンが存在します。

その色々ある捕食パターンをジグヘッドとワームを付け替えるだけで再現できます。

コスパがいい

ジグヘッドは数個入っていて1000円以下の値段で買うことができるので、ジグヘッド1個あたりの金額は安くなっています。

根がかりでロストするかもしれない釣り場でのゲームなので、高価なルアーはできれば避けたいところです。

その点ジグヘッドは安いので惜しみなく使うことができます。

また、ジグヘッドは重さを選ぶと自動的に針のサイズも決まるので、錘や針の選択をするオフセットリグなどに比べると時間効率が良い仕掛けです。

チニングに最適なジグヘッドの選び方

ヘッドの形状

変形型

変形型

重心が1点集中型になっているので、ジグヘッドが海底で立つような仕組みになっているジグヘッドです。

海底に着く点が1点のみとなっているので、根がかりがしづらいようになっています。

例を挙げるなら、ジャングルジム社のスリーパーホールドやアルカディックジャパン社のBM.キールが代表的です。

ズル引きをしても安定感が良く、止めた時でも海底でワームが起き上がるのでチヌが口にしやすい形状となっています。

平型

ヘッドの形状が海底と平行になっているので根がかりがしづらくなっています。

四角い形状なので岩に挟まりづらく、水草などに引っかかってもすり抜けるように作られているので、スナッグレス性に優れています。

ジャッカル社のちびチヌヘッドやシマノ社のブレニアスエムシーヘッドは有名な商品です。

ズル引きがしやすい形状なのでボトムチニングに最適なタイプです。

変則的ですが、落ちていく時に水の抵抗を受けやすいのでヒラヒラ落ちていくので落とし込みに使うのも有効です。

矢じり型

ワインドがしやすいヘッドの形状です。

連続して2回から3回しゃくるロッドワークで、ジグヘッドが斜めにスケートして跳ね上がります。

その動きは、甲殻類の跳ね上がる動きと同じなので、アピール力抜群です。

リアクションバイトを狙いやすい形となっています。

また、スイミング性能も良いので小魚パターンを演出する時にも有効です。

非常に汎用性が高いので、メバリングやシーバスゲームでも使用できるものを転用できます。

ラウンド型

ラウンド型は、ヘッドの形状が球体となっています。

水の抵抗を受けやすい形となっているので落とし込みの時に活躍します。

大きなアクションよりも自然な餌を演出することに長けているヘッドです。

チヌは落ちてくるものに対し敏感に反応する魚です。

水の抵抗を受けゆっくり落ちてくるジグヘッドは蟹の落水シーンを演出することができます。

ラバージグ

ヘッド部分にラバーのピラピラが付いている形状です。

このピラピラがチヌの興味を誘うようで、リアクションバイトに丁度良いとされています。

着水するとラバー部分が水の抵抗を受け広がります。

その動きがエビの動きにそっくりになることから、タイ系の釣りではよく使用されています。

泳がせると小魚の動きも演出できるので、チヌは思わず口を使ってしまいます。

特に活性の低い冬の口を使わない時期のチヌには絶大のアピールになります。

針の向き

チニングをする際の針の向きは、海底とは逆向きとなっています。

針が上を向いている状態です。

海底と逆向きにすることで、針が海底に刺さる心配がなくなり根がかりが激減します。

また、チヌの口は大きくなくカサゴのようにガバっと開きません。

そのため、小さな口でも餌を齧りやすいように海底とは逆側に針が付いています。

齧りついたら、そのままフッキングに持って行くことも可能です。

強度

チヌの口は非常に硬いので、細軸のジグヘッドでは太刀打ちできません。

フッキングできたとしても、チヌの歯は蟹や貝をすり潰すようにできているのでジグヘッドを嚙み切られる可能性も出てきます。

ですので、チニングに使うジグヘッドのジグは太軸のものを選びましょう。

軸が太くなることによりジグヘッドの強度も自然と上がっていきますので、チヌの口に対抗することができます。

ライトゲームとしてチニングをやる場合に注意しましょう。

アジング用の細軸ジグヘッドでは厳しい戦いになるので、メバリング用の太軸設計のものをおすすめします。

重さ

1.5g~3g

ライトゲームロッドでチニングをする場合に使いやすい重さとなっており、シャローエリアでの釣りに向いています。

チヌは案外近い所にいる魚なので、港湾部や堤防、テトラ帯やゴロタ帯ではそこまで飛ばす必要がありません。

ジグヘッドをふんわり沈めながらワームでアピールするのであれば、沈下スピードは遅い方が効果的なので使いやすい重さです。

細くてしなやかなメバリングロッドと組み合わせることでゲーム性がより増します。

ズル引きも感度の良さから根がかりを回避することができるので、ストレスなく狙うことができます。

4g~5g

ライトゲームロッドでもチニングロッドでも使える重さとなり、オールランドに使える重さとなっています。

近場であれば確実にボトムを探ることができる重さなので、ボトムチニングの本領発揮です。

少し距離のあるブレイクラインも積極的に狙っていける重さでもあります。

狙う範囲が広くなるので状況を探るのにもってこいです。

流れの速さや深さなどから重さを上げ下げすると場所と装備の兼ね合いが見つけやすくなります。

強風時は厳しいかもしれないので風向きと相談しましょう。

7g

強風時や急に深くなっているような場所でも使用可能な重さとなっています。

状況に応じて投入していきたい重さの最大値です。

潮流の速い場所や沖目の駆け上がりでもボトムを感じることができるので、7gを基本としているアングラーもいらっしゃいます。

ただ、シャローエリアではジグヘッドが大きくなるので、根がかる可能性が出てきますので注意が必要です。

10g以上

潮流が速い磯場やサーフチニングをやる場合に使います。

どんな状況下でもボトムに着底させることが条件になるのがボトムチニングなので、荒い磯にいるチヌを狙い撃ちできる重さとなっています。

沖のブレイクラインへのアプローチや、沖に点在する岩礁帯に対し仕掛けて行くことができます。

むしろそういった場所では10gは軽すぎるかもしれません。

チニング用ジグヘッドおすすめ16選

JACKALLちびチヌヘッド

ボトムをズル引きするために生まれたジグヘッドなのでスナッグレス性能が高くなっています。

重さのレンジも2gから14gと幅広いラインナップなので釣り場に合わせて使えるのが嬉しいところです。

飛ばしやすいので沖のブレイク攻略にもおすすめです。

シマノブレニアス ネガカリノタテ(OL-205R)

スナッグレス性能はもちろんですが、実はフォールで喰わすことができるジグヘッドです。

ゆらゆらと水圧を受けながら沈む様子はチヌまっしぐらです。

ボトムズル引きの「横の釣り」とフォールで喰わす「縦の釣り」で様々なシーンで活躍してくれます。

シマノブレニアス エムシーヘッド (JH-213R)

フックを取り付ける部分が2つ付いているシマノ社のジグヘッドです。

どちらのフックに付けても、根がかりしづらい形状になっているのでズル引きしやすくなっています。

根がかりしても、ラインコントロールで本体を浮かせて、強く持ち上げることで外すことが可能です。

テトラや磯などの高低差が激しいフィールドよりも運河や河川の牡蠣殻帯での使用に向いています。

ハヤブサずるずるチーヌ(FS241)

特殊形状で根がかりを防止するだけでなく、ラバーが甲殻類の動きを再現しチヌを魅了してくれます。

やる気のある個体を探すサーチアイテムとして序盤に使いたいジグヘッドとなっています。

イッセイ海太郎根魚玉

根魚狙いのジグヘッドとして考案された商品で、スナッグレス性能に優れています。

操作のしやすさは抜群で、シャローでも深場でも使えるのでタックルボックスに常備しておきたい一品となっています。

しかし、付属してあるフックが少々弱いので大型のチヌを狙う場合はフックを交換しましょう。

リングで止まっているのでフック交換はすぐにできます。

ダイワマルチジグSS

ブラシガード付きのダイワ社のバス用ジグヘッドです。

ヘッドの形状はフットボール型なので、ゴロタなどで使っても根がかりを回避する形となっているだけでなく、ブラシガードを広げて使うことで更に根がかりを回避することが可能です。

タングステンで作られているヘッドなので、飛距離も出るので沖に点在する根にも届きます。

ジャングルジムスリーパー(J300)

ボトム着地型のジャングルジム社のジグヘッドです。

針やワームがボトムに接地しないので根がかり回避能力が高いものとなっています。

性能、値段共にコストパフォーマンスが高い商品です。

ただ、軸が細いので大型のチヌが来た場合はノックアウトされる可能性があるのでお気をつけください。

アルカジックジャパンBM.キール(25337)

台形の形で根がかりを軽減するアルカジック社のチニング用ジグヘッドです。

チニングシーンを代表するジグヘッドで人気がある商品で、やはりその形に理由があります。

重心のバランスが前よりになるため、接地面が減ることで根がかりを回避することができます。

飛距離が落ちてしまうのが残念なところですが、ボトムへのアプローチがしやすいものとなっています。

ルーディーズ根魚狩りジグヘッド

シャチホコのような形で接地面が平らになっているので、ボトムでの操作感が安定します。

チヌの口にも負けない太軸のフックがあるので、年なしが現れても負けることがありません。

後ろのアイにブレードやアシストフックを付けてパワーアップすることもできます。

メジャークラフトジグパラヘッドブン太 根魚タイプ(‎JPBU-根魚5g)

ラインにテンションをかけることでワームが起き上がるように設計されているので、ズル引きをしている最中は針が根に刺さることがありません。

根がかりしそうな感覚を察知したら、ロッドワークで浮かしてあげてください。

磯場などで使うよりもゴロタ系の硬い地面の釣り場の方が感覚を掴みやすい商品となっています。

MAGBITEくるくるジグヘッド(‎MB07)

メバリング用として開発されていますが、こちらの5g以上の商品がチニングに適しています。

接地面が一定の場所にくるようにされている形状なので根がかりを軽減してくれます。

また、5g以上の商品のフックは強めなので使いやすくなっています。

それ以下の重さの商品のフックはアジング用なのでチニングシーンにおいてはお気をつけください。

Jazz尺HEAD DXマイクロバーブD type

小魚や甲殻類が逃げるためにボトムから飛び出すイメージを持ってアクションをかけるとチニングの際に有効的です。

ラインナップが豊富で軽いサイズなら浅場で、重いものは深場で使ってください。

軽いサイズでも軸がしっかりとしたフックがついているため、チヌの口に負けません。

強いハリでしっかりアピールできるジグヘッドです。

OWNERボトムショット(JH-80)

低重心で根がかりを回避できるように設計されているオーナー社のジグヘッドです。

根にアプローチやすいようにアイロンの形をしたヘッド形状はスナグレス性能にすぐれており、根のキワキワまで攻め込むことができます。

7gの商品は4番のフックが付いており、チニングするには小さいように感じますが、軸は太目の設計なので、口にかかれば問題なく大型サイズのチヌと戦うことができます。

シャローエリアで活躍するジグヘッドなので、港湾部や運河などを広く探る際に使いたい商品です。

カツイチデコイチヌヘッド (SV-30)

チヌの餌であるイガイの大きさを元に設計されたジグヘッドとなっています。

チヌの餌事情を鑑みてヘッドの形状が作られているので、チヌの一口サイズとなっています。

そしてチヌの口に硬さを貫通するほど鋭いフックを装備することで、ファイトに持ち込みやすくなっています。

スナッグレスの優位性はありませんが、小さいヘッドなので比較的に根がかりを回避しやすくなっています。

ルーディーズ根掛かり軽減ジグヘッド

ブラシガードがサイドについているルーディーズ社のジグヘッドです。

着底した時にブラシガードが杖代わりになるので、針が接地することがありません。

そのため根がかりに心配なくボトムを探ることができます。

フックの交換ができるのでお気に入りのフックを付けることができますが、付属のフックが強めにできているのでそのまま使うことをおすすめします。

バークレイメバート(‎1497784)

メバリング用ということで小さめの設計となっていますが、軸が太いのでチニングにも有効です。

矢じり型のジグヘッドなので、ダートアクションをしやすくなっています。

根がかり回避効果はありませんので、メバリングロッドでチニングをして頂く場合は地形の情報が手元に伝わりやすいのでアクションをしながら根を回避してください。

チニング用のジグヘッドよりも安いので惜しまず使って根を探りましょう。

まとめ

チニング用に開発されたジグヘッドはチヌの生息地域やチヌの生態に対し研究して作られているので、初心者アングラーにも使いやすいものとなっています。

ボトムチニング一択ではなく、色々なジグヘッドを使っていつもと違うパターンで攻略してみるのも面白いかもしれません。

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