ベイトフィネスリールは、軽いルアーやリグを投げることに特化して作られたリールです。
スピニングリールで投げるような、総重量で2グラム程度のものから7グラム程度のものまでをストレスなくキャストすることができます。
スピニングリールに比べて少し太いラインが使用でき、手返しがよく、キャスト精度が高いことがメリットです。
「シマノから出ているベイトフィネスリールのラインナップを知りたい」
こんな人のために、ここではシマノから発売されている、ベイトフィネスリール4機種を紹介します。
シマノのバス釣りベイトフィネスリールの特徴
シマノのベイトリールは、スプールに搭載したブレーキブロックをパイプにあてて、ブレーキをかける遠心ブレーキが主流です。
遠心ブレーキは、超軽量のルアーを扱うベイトフィネスリールには向かず、マグネットブレーキに優位性があります。
そこで、シマノは遠心ブレーキで培ったノウハウを活かし、スプールの回転に合わせてブレーキの効きを調整できるマグネットブレーキを開発しました。
スプール本体にブレーキユニットを搭載しておらず、他メーカーに比べてスプール本体の自重が軽くなっていることが特徴です。
バス釣りでシマノのベイトフィネスリールを使うメリット
キャスト性能
自重が軽いスプールを搭載することにより、遠投から近距離のピッチングまで高次元にこなすことが可能です。
ベイトフィネスリールには、バスが潜んでいるであろうカバー周りや、ピンスポットへの正確なキャストが求められます。
新たに開発された、安定したマグネットブレーキシステムで、積極的にテンポよくキャストを繰り返すことができます。
高い精度
シマノは、高い精度と技術が求められる、自転車部品の製造を主な収益の柱としています。
スポーツ用の自転車部品で、80％以上の世界シェアを誇る企業であり、金属加工の技術は世界トップレベルです。
その技術はリール製造にも活かされており、各パーツが高い精度で組み上げられています。
高い技術で作られたリールの性能は高く、安心して使うことができます。
耐久性
ベイトリールは、キャストを繰り返すことで、スプール、ベアリング、ギアなどが消耗していきます。
特にベイトフィネスリールには、軽い素材が多く使われているため、長期間使い続けることで、使用感の悪くなるものが多いです。
高い技術で精度高く作られているシマノのベイトフィネスリールは、注油程度の簡単なメンテナンスで長く使うことができます。
シマノのバス釣りベイトフィネスリールの選び方
価格で選ぶ
ベイトフィネスリールに求められる軽さと剛性は相反する要素ですので、両立させようとすると、高価な素材を使う必要があります。
そのため、ベイトフィネスリールは、通常のベイトリールと比べて高価となることが多いです。
シマノのベイトフィネスリールは、価格を抑えたモデルからハイエンド機種までラインナップされています。
ベイトフィネスを手軽に試してみたいという人や、ハイエンドモデルで快適に釣りを楽しみたいという人まで、幅広いニーズに応えています。
用途で選ぶ
ベイトフィネスでどのような釣りがしたいか、アングラーによって求める性能や特徴は様々です。
スピニングで扱うような、1グラム程度のライトリグやスモラバをメインで扱いたい人には高性能なベイトフィネスリールが必要です。
ボートでの釣りがメインの人で、リズムよく近距離にルアーを投げ込んでいきたい人もいます。
5グラム程度までの、軽量ハードルアーの巻きをメインで使用したい人もいるでしょう。
シマノのベイトフィネスリールには、多用なニーズに対応できるラインナップが揃っています。
シマノのバス釣り用ベイトフィネスリールおすすめ4選
シマノSLX BFS
シマノベイトフィネスリールのラインナップの中で、最も安価なモデルとなります。
価格と性能のバランスが良く、ベイトフィネス初心者に最もおすすめできるモデルです。
安価なモデルですが、独自のマグネットブレーキシステムを搭載し、ボディ剛性も高く、十分な性能を有しています。
ボート釣行などで、ベイトフィネスロッドを複数用意したい場合にも、有力な選択肢になります。
シマノアルデバラン BFS
シマノのベイトフィネスを代表する高性能モデルで、1グラムを切るような軽量ルアーのキャストも難なくこなします。
130グラムの自重は感度アップに貢献し、長時間の使用でも疲れにくくなっています。
ロングキャストからピッチングまでストレスなく行うことができ、目の前の釣りに集中できるハイエンドモデルです。
シマノメタニウム シャローエディション
シマノの主力ベイトリールであるメタニウムに、12ポンドラインで65メートル巻くことができる、シャロースプールが装着されたモデルです。
主に太い糸を少なめに巻いて、近距離のピッチングでの使用を想定していますので、ボート釣行メインの人におすすめです。
メタニウムには、他に12ポンドを100メートル巻くことができるノーマルモデルと14ポンドを100メートル巻くことができる100番モデルがあります。
同じリールでフィーリングを変えずにフィネスからヘビーな釣りまでこなしたい人には最適なモデルです。
シマノカルカッタコンクエスト BFS
シマノのリールラインナップの中で、最も剛性が高いものになります。
自重も195グラムと、ベイトフィネスリールのカテゴリーの中では重めですが、この重さによって安定したリーリングが可能です。
ライトリグではなく、3グラムから5グラム程度の、通常のベイトリールでは扱いづらいハードルアーを投げて巻く釣りには最適です。
まとめ
シマノから発売されているベイトフィネスリールは、その全てのモデルにおいて、使うシチュエーションが明確に想定されています。
紹介したリールの中から、皆さんの釣りのスタイルに合った最適なリールを選択することで、バス釣りを快適に、楽しめるものにすることが可能です。
ぜひ、ベイトフィネスリール選びの参考にしてください。
釣具の売れ筋ランキングも
チェックしよう！
